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No.2878 検証!ニフティクラウド

検証!ニフティクラウド

ITpro

[ネットワーク性能]70Mビット/秒に迫るWAN速度

 ニフティクラウドを検証する本特集の第3回では、前回の仮想CPUに続いて仮想LANとWANの実効速度を検証。WANの通信速度はTCP/IPの1 セッションで70Mビット/秒に迫り、国内にデータセンターを置くパブリッククラウドの強みを見せた。

 ニフティクラウドは、@niftyサービスを支えるネットワークインフラを生かしたパブリッククラウドだ。しかしその広帯域をうたうわけでもなく、デー タセンターとインターネットの帯域や共有ユーザー数の上限といった目安も明らかにしていない。

 そこで仮想LANとWANを対象に、TCP/IPのスループットを測定した。仮想LANは、最上位スペックの仮想マシンであるlarge16に対して 10種類の仮想マシンからトラフィックを送信する際のスループットを測定。WANについては、ニフティクラウドの10種類の仮想マシンとWindows XPの物理クライアントとの間で通信速度を測定した。利用したベンチマークソフトはTCP/IPスループットの測定ツール「iperf」 である。

変動幅が大きい仮想LANの速度

 仮想LANの検証結果は、miniが600Mビット/秒前後、small群が900Mビット/秒前後、medium以上は5Gビット/秒前後で、 large16のみ約940Mビット/秒となった(図1)。

図1●ネットワークのスループットを測定する「iperf」をCentOS 5.3仮想マシン間で実施した際のベンチマーク結果
図1●ネットワークのスループットを測定する「iperf」をCentOS 5.3仮想マシン間で実施した際のベンチマーク結果
値は5回測定の平均値。

 一見、仮想マシンのスペックでスループットが決まっているかのように見えるが、そうではない。仮想CPUの数が2のmediumと4のlarge で同程度の値が得られたり、最上位のlarge16がsmallと同程度の値に落ち着いていたりと、仮想CPUコア数や仮想メモリー容量などのスペックと の相関は見られない。スループットを左右するパケット往復時間(RTT)は0.3ミリ秒前後で安定しており、結果に大きな影響は与えていないようだ。

 日を置いて追試を繰り返すと、測定日によって値が数百Mビット/秒から数Gビット/秒の間で変動した。例えばminiでは、2Gビット/秒前後の測定値 が出るときもあれば、また数百Mビット/秒前後に落ちる日もあった。

 ニフティクラウドの設計思想は、リソース制御に労力を費やすのではなく、本業のサービスプロバイダ業への投資と二人三脚で規模の経済性を追求するという ものだ(関連記事)。いずれの仮想マシンも仮想NIC(VMwareのvmxnetドライバ)自体のリンク速度は 10Gビット/秒で、リソース制限はかかっていない(リスト1)。仮想NICから先のボトルネックでスループットが決まる設計である。


[root@localhost ~]# dmesg | grep NIC
VMware vmxnet virtual NIC driver
VMware vmxnet3 virtual NIC driver - version 1.0.1.0-NAPI
eth0: NIC Link is Up 10000 Mbps
eth1: NIC Link is Up 10000 Mbps
リスト1●ニフティクラウドのCentOS版仮想マシンで確認したネットワークイン タフェースのリンク速度

WAN速度はAmazon EC2の3倍

 時間単位の従量課金が売りのニフティクラウドは、Amazon EC2と比較される存在。その際に絶対的な優位性として挙げられるのが、データセンターが国内にあるという点だ。TCPのスループットは、パケットをやり 取りする距離が短いほど高くなる。

 そこで仮想LANに続いて、検証用クライアントからニフティクラウドに対する実効速度を計った。RTTは約5ミリ秒。上り/下りの双方をiperfで測 定した(図2)。

図2●ネットワークのスループットを測定する「iperf」をCentOS
5.3仮想マシンと国内クライアント間で実施した際のベンチマーク結果
図2●ネットワークのスループットを測定する「iperf」をCentOS 5.3仮想マシンと国内クライアント間で実施した際のベンチマーク結果
値は5回測定の平均値。

 検証用クライアントからニフティクラウドへのアクセスは、総じて上りで約70Mビット/秒、下りで約60Mビット/秒の実効速度が得られた。miniの み値が低いのは、約4Mビット/秒から約70Mビット/秒と値が安定しなかったからだ。miniのみ仮想CPUのリソース制御を施しているため、WAN速度についても制限をかけているのかもしれな い。

 サービス内容の面で競合するEC2と比べると、最も日本に近いシンガポールのデータセンターに対する国内からのスループット測定で20Mビット/秒の値 を得るのがやっとだった(関連記事)。Webアプリケーションなどの応答性能も考慮すると、サービスとしての魅力の差はさらに広がるだ ろう。

 次回はCPU、ネットワークと並んでシステム性能を大きく左右する仮想ストレージに焦点を当てる。標準の仮想ディスク、および2種類の拡張仮想ディスク の処理性能を仮想クライアントによる負荷テストで検証する。

引用元

更新:2010/07/28 16:17 カテゴリ: サーバ管理  > クラウドサービス ▲トップ

No.2652 ■ラックスペースクラウドの値段

■ラックスペースクラウドの値段
RAM Disk $/hour 91.12 \/ニチ \/ツキ \/ネン
256 10 0.015 1.37 33 984 11,810
512 20 0.03 2.73 66 1,968 23,619
1024 40 0.06 5.47 131 3,937 47,239
2048 80 0.12 10.93 262 7,873 94,478
4096 160 0.24 21.87 525 15,746 188,956
8192 320 0.48 43.74 1,050 31,493 377,911
15872 620 0.96 87.48 2,100 62,985 755,823

引用元

更新:2010/06/10 11:54 カテゴリ: サーバ管理  > クラウドサービス ▲トップ
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